良いコンテンツとはどんなものか?
「良いコンテンツ」
実にあいまいで漠然とした表現ですよね。
では実際に良いコンテンツとは、どんなものなのか、考えてみましょう。
ニーズに合っていなければ「良いコンテンツ」とは判断されない
「良いコンテンツとは何か」と考えたとき、まず
「ユーザー・クライアントのニーズに合っていること」が必須でしょう。
ニーズとは、そのコンテンツを閲覧しにやってきてくれるユーザーが求めている内容であるかどうか。
たとえば、年配層の読者が多いサイトなのに、
「今話題のチーズティーが人気!斬新な装いの店内はデートスポットにも最適」
なんて飲食店を紹介したとしても、閲覧者は少ないかもしれませんね。
ユーザーが「それ知りたかった!」というコンテンツを提供できていなければ、ユーザー数のアップにつながらないでしょう。
また別の例えでいうと、子育て系メディアでユーザーのお悩みを解決へ導くようなコンテンツを書く場合。
こんなときには、サイトを運営する法人(クライアント)のニーズも加味する必要があります。
まずはサイトのユーザー層を考えてみます。
・性別(妊娠・出産に関することであれば女性・子育てであれば男性をターゲットにしたコンテンツも〇)
・年代(おおむね20~40代。メディアのコンセプトによってはさらに幅を広める)
この他にも、シングルマザー・シングルファザー向け、子育てしている子どもの年代別など、細かなターゲット層別に向けて、ユーザーが求める内容で構成を組むことが大切です。
それぞれのサイトにはコンセプトがあり、トンマナがあります。
ニーズをつかみ、その場にマッチするコンテンツを作成することが、ひいては
ユーザー・クライアント・ライターにとって
WIN・WIN・WIN の関係を生むのです。
SEOを意識したコンテンツ=良いコンテンツになるの?
昨今では、WEBライティングといえば「SEO」がセットで語られるのはもはや当たり前。
ブログを書いていたり、WEBサイトを運営していたりする人であれば、ほぼ100%「SEO」という言葉を知っていることでしょう。
さて、そのSEO。
しっかりSEO対策を講じたコンテンツは良いコンテンツといえるのでしょうか?
それは、必ずしも「イエス」とはいえません。
というのも、その記事自体に面白さやユーザーの興味を惹きつけるような特徴がなければ、多くの情報に埋もれてしまったり、中途半端な検索位置になってしまうでしょう。
メディアによって、それぞれコアなユーザーに特化したジャンルで統一しているケースが多いです。コアなユーザーが喜ぶ「あるキーワードをさらに深掘りした記事」は、そのユーザー層からさらにSNSなどを通じて情報拡散されていきます。
拡散されることでコアなユーザー層以外の目にもとまることとなり、クライアントにとっても良質なコンテンツとして取り扱われるようになります。
SEOも含めつつ書けると良い
それならば完全にSEOを排除し、マニアックな記事を書けばいいかといえば、そうでもありません。
Googleのアルゴリズムはこちらの意図と関係なく変化することが多く、その頻度は増えて複雑さも増しています。
一昔前までは、内容が支離滅裂な記事であってもSEOを意識していれば検索上位を取れるなんてことがあったかもしれませんが、それももはや過去の話。
SEOも踏まえつつ、
・正しい文章表現
・正しく適切な情報をもとにした内容
・読み手を意識した構成(読みやすさ・わかりやすさなど)
など要点を押さえて書くことが、「良いコンテンツ」への近道といえるのではないでしょうか。
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